2018年6月10日日曜日

【再掲】例文「私がヴェール、頭巾、ヘッドドレスに目覚めたのは・その1」

私がヴェール、頭巾、ヘッドドレスに目覚めたのは高校の文化祭で「サウンド・オブ・ミュージック」に登場するシスターを演じた時ではないかしらと思います。私は同じシスターでも主人公のマリアをやりたかったのですが、できませんでした。役が決まったときは、何で出番が少なくて地味なシスターなんかをと思ったのですが、地味な役でも後にいい思い出になると諭されて引き受けました。練習では歌に自信がなかったもので怒られてばかりいたのですが、一方でシスターの衣装を着るのは大変だねなどと言っていました。また、「マリアの歌」に登場する、修道女のかぶり物という意味の単語「ウィンプル」について必死に調べていたのを今でも覚えています。衣装合わせの時にはほかのみんなが修道服って動きづらいねーと言っていたのに私だけ動きづらいのがいいのよなどと言っていました。さて、文化祭本番になりました。他の催し物に負けず劣らず「サウンド・オブ・ミュージック」も大盛況となりました。文化祭後の打ち上げでは私が演じたシスターで異常に盛り上がっていました。なぜならアンケートの回答の中で、脇役のシスターの中で一人目立っていた、一人だけノッて演じていた、なぜか目がきらきらしていた、というものがあったからです。打ち上げでは元気があることはいいじゃないのということで丸く収まったのですが、今考えてみると衣装の修道服を着ていてすごく気持ちが良くて羽目をはずしてのかもしれません。大学生になってからはヴェール、頭巾、ヘッドドレスに関しては下火になっていたのですが……(後略)

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